釣りに出かける少年は、釣り場や時間、えさの種類などさまざまに調査研究し、試行錯誤を重ねた道具を用意、明日の釣果を期待してワクワクしながら眠りに落ちます。 この例からわかるとおり、「ワクワク感」とは「明日をすばらしいものにしたいという強い思い」と表裏の関係であり、明日をすばらしくしようとする人は切磋琢磨し、自らの成長を志向します。この「よりよい明日を夢見て成長する」ことを企業組織に生かせないか、という思いが、当社の設立の趣旨です。
どんなにすばらしい経営戦略を作っても、結局それを行うのは組織を構成する人です。科学的・論理的に正しい戦略とともに、組織や人材の“思い”や“熟練度”が伴って初めて大きな経営的成果につながります。
弊社はその両面をご支援できる会社でありたいと思っています。そのためには、報告書を作って提言する、といった旧来型のコンサルティングスタイルではなく、お客様と一緒に川を渡り、山に登る覚悟と能力が要求されます。つまり自ら立てた経営戦略をお客様と一緒に実現するパートナーでありたい。お客様と奇想天外な明日を夢見て、ご一緒にそれを実現し、自らも成長しお客様も成長する、そんな関係を作れればこれに勝る喜びはありません。
一社一社の企業が「ワクワク感」あふれる人材を創り上げることを通して、日本経済は再び立ち上がり、世界に新しい進路を指し示すことができるのではないかと考えています。
株式会社クレイグ・コンサルティング
代表取締役 小河光生
「仕事は社会に通じる窓」という言葉があります。この窓を大きくするのも、小さくするのも仕事への心構えで決まると考えています。日々のプロジェクトの成功にベストを尽くすことは当たり前ですが、その仕事の向こう側に「社会」があり、この仕事が「社会の喜び」につながるだろうか、ということを考えることが大事ではないかと思っています。
「社会の喜び」につながれば価値があり、それが自分の仕事に返ってくる。そんな意識を持って仕事に取り組めれば幸せ、と考えています。
1987年 | 早稲田大学法学部卒業、同年 日本電装株式会社(現デンソー)入社 |
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1991年 | アメリカピッツバーグ大学経営学修士号(MBA)取得 |
同年 | 株式会社三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)入社 経営コンサルティング部門の立ち上げに貢献、ベンチャー企業、中堅・大企業のコンサルティングに従事する |
2000年 | PwCコンサルティング 戦略コンサルティング部門に転じる 中堅、大企業のコンサルティングに加えて、官公庁、学校法人、医療法人などの非営利団体のコンサルティングにも幅を広げる |
2002年 | PwCコンサルティングがIBMと事業統合 社名がIBMビジネスコンサルティングサービスとなる |
2003年 | 同社パートナーに昇格 |
2004年 | 独立し、クレイグ・コンサルティングを設立 現在に至る |